健康な体づくり
-
下駄履き保育
筑波大学名誉教授の浅見高明先生によると、小さい頃から靴を履いている為に、足の指の力が弱くて踏ん張れなくなっている人が多くなっているそうです。踏ん張れないから転んでけがをしてしまう。
では、どうすれば足に踏ん張る力が付くのでしょうか?
浅見先生はかつて、ローマと東京オリンピックのマラソンで優勝した「裸足の王者」アベベの足型をとったことがあるそうです。それをきっかけに「裸足」で生活すると足の指が自然とまっすぐに発達することをつかんだそうです。そのことがアベベの強さの秘密であるとの結論でした。でも、現実的には日常生活で「裸足」で生活するわけにはいきません。そこで浅見先生がたどり着いた答えが「下駄履きの薦め」でした。
浅見先生が「下駄履きの効用」の研究を始めた際、その研究データを提供したのがすでに「下駄履き保育」を実践していためぐみ保育園でした。その結果、明らかに靴を履いた子よりも下駄履きの子の方が足の指がまっすぐに発達し、足の裏の接地面積が広くなり、足の指の強さも強くなることがわかりました。つまり、「下駄履き」は足が強くなり、足腰が安定し、踏ん張りがきき、走力も向上します。
また、浅見先生は次のようなことも言っています。「下駄は親指と人差し指で鼻緒をしっかりつかむので、指の力が強くなるだけでなく、末梢神経を刺激して脳の働きも活発にしてくれます。めぐみ保育園での研究成果を得て、私は下駄の素晴らしさを改めて認識したのです。」と。
めぐみ保育園では、25年以上前から「下駄履き保育」を続けています。
写真は、ヒノキ新薬株式会社様発行の企業文化誌「エプタ Vol.31-特集 下駄の出番ですよ!」に『下駄で子どもたちの足を鍛える 』と題してめぐみ保育園が紹介された時の掲載写真(撮影:山田省蔵氏)です。この記事内の浅見高明先生のお話を中心に構成させて頂きました。また、浅見先生のお話は「退化する日本人の足の指」でもご覧いただけます。
- 園外水泳教室
毎週月曜日、ジョイフルアスレティックスイミングにて園外水泳教室を行っております。
- 体育専任講師による体操指導
毎週木曜日
、サッカーを中心に
- 食育、畑づくり
健康な体は、健全な食生活から。どんなものを食べたら体に良いのか、食べ物はどうやって作られているのか、を子どもたちが学びつつ、食べる時のマナーも身につくような工夫をしています。
めぐみ保育園の「きょうのこんだて」 みんなでお行儀よく食べています。(プライバシー上の観点から、写真をぼかしています。) みんなでジャガイモ植え ジャガイモほり
- お天気の良い日は散歩に出かけ、自然観察と体力づくり
健康な心づくり
- 大人との信頼関係を基盤として情緒の安定を図り、集団の中で自立心や思いやりの心を育てる
老人会との交流も盛んに行っています
- 自然に触れ、自然の移り変わりを通して自然を大切に思う心を養う
- 交通安全教室